ココロのくちどけ

平和な毎日

PPPPP♪


6時30分を知らせる目覚ましが鳴った。

進学してから、1週間が経った。

｢ふぁー、もう朝か…｣といいながら、
私は目覚ましを止めた。

そして準備をして今日も7時30分に家を出た

ボーっとしながら歩いているといつの間にか、学校に着いていた。


｢おはようございまーす！｣と元気に言いながら私は昇降口に入った。


<タンタンタン>

私はリズム良く階段をのぼり、教室に向かった。

｢おーはよー！｣
私は今日も元気よくあいさつをして、教室に入った。

教室に入ると、美桜と姫依はもう着いていた、そして仲良く話していた。


そんな姿に私は少しヤキモチを
焼いていた。

<キーンコーンカーンコーン>

お昼休みのチャイムが鳴った。

私は美桜のところに行こうとしたが、
すでに姫依と友達の優華が美桜と話していた。
その姿はとても楽しそうだった。

私はあまり優華が好きではない。
嫌いではないが、テンションが合わなく、苦手だった。
それもあって私は美桜のところに行かなかった。

私は席にもどり、読書をした。

昼ごはんは、胸のあたりが苦しく食欲がなかったので食べなかった。

帰りは美桜と姫依と3人で帰った。
姫依は美桜にべったりで私が入る隙間もなかった。

私は諦めて一歩後ろをひとりで歩いた。

とても、悲しく胸のあたりが苦しくて痛かった。

私は美桜に、またヤキモチを焼いてしまった。


そして家に帰ると、なぜか急に怒りと悲しみに襲われ、自然と涙が急に出てきた。



なんだろう??
こんな感覚に襲われるのは初めてだ。





この時、私は気づいていなかった。
姫依の異変に...