短編集『芸術家、ボコられる。』
ハニートラップ(3)
斎藤「ちょっと待ってください」
女「はい?」
斎藤「もしかしてこれ」
女「え」
斎藤「ハニートラップじゃないんですか」
女「何をいうとるんです」
斎藤「これハニートラップだ」
女「いやいや、斎藤さん?」
斎藤「これ完全にハニートラップだ」
女「いやいや、斎藤さん」
斎藤「だって、考えてみて下さいよ」
女「はい?」
斎藤「あなたみたいな美人がですよ、わたしみたいなヘボ男のことをですよ、そんなまさか、ありえない」
女「いやいや、斎藤さん?」
斎藤「ハニートラップだ、これ完全にハニートラップだ」
女「ハニートラップってなんですか!」
斎藤「ハニーではめるトラップのことですよ!出来た芝居だな、これ!」
女「はい?」
斎藤「もしかしてこれ」
女「え」
斎藤「ハニートラップじゃないんですか」
女「何をいうとるんです」
斎藤「これハニートラップだ」
女「いやいや、斎藤さん?」
斎藤「これ完全にハニートラップだ」
女「いやいや、斎藤さん」
斎藤「だって、考えてみて下さいよ」
女「はい?」
斎藤「あなたみたいな美人がですよ、わたしみたいなヘボ男のことをですよ、そんなまさか、ありえない」
女「いやいや、斎藤さん?」
斎藤「ハニートラップだ、これ完全にハニートラップだ」
女「ハニートラップってなんですか!」
斎藤「ハニーではめるトラップのことですよ!出来た芝居だな、これ!」