愛を教えてくれたのは若頭


太ももをモジモジさせてしまう
こんな感覚は初めてかもしれない

あの頃、行為が進めば
それなりに濡れていた
けど今は、その行為のためではなく
悪戯な気持ちだろう
それなのに、キュッとしてしまう


確実に私の身体はスイッチが入り
晃さんを求めている
それをわかっていて、わざとだ



「しかたがねぇだろ?これでも我慢してきたんだ。早く茜に入りたがってる」


晃さんに足の間にすっぽり収まっていた私の身体が少し浮き、また直ぐ下されたが、私は焦ってしまった



晃さんっ!


心の準備が全くできていない
浴槽のヘリに両手で掴み
いつでも、今にも逃げ出す態勢だ


晃さんは胡座をかき
その上に私を置いたが
先ほどまで腰に当たっていたものが
腰、ではなく下にいるのがわかる

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