愛を教えてくれたのは若頭



よっちゃんは忙しい仕事が片付くと
いつも以上に異常な性欲が高まる

でも、だからと言って乱暴なわけではないし、嫌な事は一切ない
ただかなりしつこい…
ねっとり、というか…


いつもはサラッとしているんだけど
こればかりは雄だから仕方がないのかも


インターホンを押しドアを開ければ
引っ張られるように
中へ引きずり込まれる


『よっちゃん、待って、靴っ!靴っ!』


靴さえ脱がせてもらえない
結局、脱がされるのはベットの上
服と同じように脱がされ
時間が許す限り、私の身体を堪能する


『よ、よっちゃん…、夜、バイトな…の』


「何時?何やってるの?」


そう言いながら
よっちゃんの舌が入る


『きゃ…ば、…6時には…出たいっ』


いまが何時なのかわからない
桜花さんのマンションを出たのは
お昼前だったけど…

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