青に溺れる
ずっとこのままで、拓海くんのそばにいられたら。

今この瞬間。
拓海くんの温もりが私のすべてだった。

"死にたくない"

私は拓海くんの腕の中で泣いた。
私の泣き叫んだ言葉は、荒波に飲まれてかき消された。
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