明日へ馳せる思い出のカケラ
恋愛(純愛)
完
0
南爪祝弥/著
- 作品番号
- 1323757
- 最終更新
- 2016/05/06
- 総文字数
- 183,617
- ページ数
- 173ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 8,714
- いいね数
- 0
「ごめん、俺は約束を守れなかった――」
遣り切れない後悔だけが俺の胸をきつく締め付ける。
でもそれは仕方ないんだよね。だって俺はそれほどまでに、自分勝手なワガママで君をひどく傷つけてしまったんだから。
でもね、それでも俺は前に進むことを決意したんだ。
許してもらえるはずがないのは分かりきっている。だけど最後に一言だけ、どうしても君に伝えたい言葉があるんだよ。
脆弱男の馳せる想いは、遠くまだ見えないゴールへと向けられていくのだった。
遣り切れない後悔だけが俺の胸をきつく締め付ける。
でもそれは仕方ないんだよね。だって俺はそれほどまでに、自分勝手なワガママで君をひどく傷つけてしまったんだから。
でもね、それでも俺は前に進むことを決意したんだ。
許してもらえるはずがないのは分かりきっている。だけど最後に一言だけ、どうしても君に伝えたい言葉があるんだよ。
脆弱男の馳せる想いは、遠くまだ見えないゴールへと向けられていくのだった。
目次
-
第1話 たそがれのグラウンド
-
第2話 陽だまりの休憩所
-
第3話 偽りの病室
-
第4話 酷暑の激走
-
第5話 強がりのキス
-
第6話 風立つ競技会
-
第7話 メインスタンドの輝き
-
第8話 望まない変化の兆し
-
第9話 諸刃の栄光
-
第10話 一年後の過ち
-
第11話 呆気ない幕切れ
-
第12話 晩秋の祝賀会
-
第13話 裏路地の失墜
-
第14話 裏切りの代償
-
第15話 イブの夜の罰
-
第16話 悪夢の再会
-
第17話 惨雨のファミレス
-
第18話 明かされた真実と嘘
-
第19話 救えない馬鹿
-
第20話 暗闇の底で
-
第21話 上弦の月が示す道標
-
第22話 動き出した時間
-
第23話 新年からの再起
-
第24話 東京マラソン
-
第25話 君が言ってくれた言葉
-
第26話 最後の試練
-
最終話 明日へ馳せる思い出のカケラ
-
あとがき
この作品のレビュー
2016/05/07 11:00
投稿者:
ムツミン
さん
引き込まれました。
読み応えありました。ラストも感動的で良かったです。 前半は比較的ゆっくりでしたが、6話くらいからの展開には胸を打たれました。 中盤〜後半にかけての鬱展開に読むのがつらくなりましたが、でもそれがあったからこそラストの感動が引き立ったんだと思います。 主人公が男性でしたが、共感する部分も多く、胸に残る言葉もありました。 少し理屈っぽく感じるところもありましたが、しっかりと作品としてまとまっていたと思います。 前半の何気ない描写が伏線になっていたりして、ラストで回収された時にはおっとなりました。 文庫本でじっくり読みたい作品ですね。 次作品も期待しています。頑張って下さい。
続きを見る
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…