よく晴れた空に
「言いたくなけりゃあ、答えなくていい
……お前の本当の目的は、なんだ?」
「……」
兄を捜すだけではない
そんな気がして、聞いてみたが
当たったようだ
「お福 私達は、君の力になれる
1人で頑張らなくていいんだよ?
相手が同じ長州なら、私達が君の兄上を
捜し出せると思うんだ」
「新選組より先に、見つけ出さねばなりません!!私が…止めなくちゃ…」
山南さんの優しい語り掛けにも
何やら思い詰めた答えをする
「お福さん!!僕を見て!!」
俯きっ放しのお福の顔を強引に向かせ
総司が、にっこりと笑ってみせた
「大丈夫です!
お兄さんは、きっと!見つけられますよ」
総司に微笑み返したが、つらそうだった
「ありがとうございます
私ったら……焦ってしまって
土方さん…お怪我ありませんか?」
いつもの調子になり、安堵した
「何ともねぇよ」
「ぷふふっ 腰が痛いそうです」
「え!? ごめんなさい!!」
「総司!!」
「石ころがあたったんだとよ!」
「面白かったんだぜ!!」
「うんうん!お福のおかげで、良いものを
見たよ!!」
先ほどまで黙っていた奴らが
勢い良く喋る
煩いので、その場をお開きにした
……お前の本当の目的は、なんだ?」
「……」
兄を捜すだけではない
そんな気がして、聞いてみたが
当たったようだ
「お福 私達は、君の力になれる
1人で頑張らなくていいんだよ?
相手が同じ長州なら、私達が君の兄上を
捜し出せると思うんだ」
「新選組より先に、見つけ出さねばなりません!!私が…止めなくちゃ…」
山南さんの優しい語り掛けにも
何やら思い詰めた答えをする
「お福さん!!僕を見て!!」
俯きっ放しのお福の顔を強引に向かせ
総司が、にっこりと笑ってみせた
「大丈夫です!
お兄さんは、きっと!見つけられますよ」
総司に微笑み返したが、つらそうだった
「ありがとうございます
私ったら……焦ってしまって
土方さん…お怪我ありませんか?」
いつもの調子になり、安堵した
「何ともねぇよ」
「ぷふふっ 腰が痛いそうです」
「え!? ごめんなさい!!」
「総司!!」
「石ころがあたったんだとよ!」
「面白かったんだぜ!!」
「うんうん!お福のおかげで、良いものを
見たよ!!」
先ほどまで黙っていた奴らが
勢い良く喋る
煩いので、その場をお開きにした