よく晴れた空に
早朝の大砲と、出勤命令で
新選組がバタバタとした
「私は、ここに残ります」
邪魔したくない
ただ、そう思っただけ
それに、あまり目立つことは、避けたい
「こいよ」
我慢していると思われたらしい
「…」
どう、返事を返そうか迷った
「女の子を戦場に連れて行くなんて
駄目だよ!!お福ちゃんは私と
留守番しよう!!
ここも、襲撃されかねないからね」
山南さんが、助けてくれた
出勤していく皆を見送った
「お福ちゃん
言いたいことは、自分で言わないとね?」
「はい」
「帰って来てから、君は気をつかいすぎ!
力なんて使わなくても、治るような
怪我をわざわざ治さなくていんだよ?」
「…はい」
「隠し事が多いから、色々と
後ろめたいのだろうけど
君は、ここにいたいと言った
言ったからには、楽しむことだね!」
「…はい」
「お福ちゃんは、嘘が苦手だよね
皆を騙せても、私は見抜く
帰らなくちゃいけないんだろ?」
「はい… 1年間は、ここにいることを
許して貰ってます」
「そうか…なら、いっぱい楽しい思い出を
作ろう!!離れても、いつも思い出せるようにね!皆に遠慮しては、駄目だよ!」
「期限付きだと、知られたくなくて」
「わかりました!私に遠慮なく
我が儘を言いなさい!ここでは
私が、君の兄だよ!!」
「ありがとうございます」
山南さんの優しさに、涙が出た
隠し事をしても、嘘をついても
山南さんには、お見通し
皆が帰って来てから、治療を頼まれた
「これくらいなら、山崎君に看てもらってね!君も!君も!君も!」
山南さんが、軽傷者を山崎さんへ
引き渡してくれた
それでも、重傷者がかなりいて
治療に時間がかかった
新選組がバタバタとした
「私は、ここに残ります」
邪魔したくない
ただ、そう思っただけ
それに、あまり目立つことは、避けたい
「こいよ」
我慢していると思われたらしい
「…」
どう、返事を返そうか迷った
「女の子を戦場に連れて行くなんて
駄目だよ!!お福ちゃんは私と
留守番しよう!!
ここも、襲撃されかねないからね」
山南さんが、助けてくれた
出勤していく皆を見送った
「お福ちゃん
言いたいことは、自分で言わないとね?」
「はい」
「帰って来てから、君は気をつかいすぎ!
力なんて使わなくても、治るような
怪我をわざわざ治さなくていんだよ?」
「…はい」
「隠し事が多いから、色々と
後ろめたいのだろうけど
君は、ここにいたいと言った
言ったからには、楽しむことだね!」
「…はい」
「お福ちゃんは、嘘が苦手だよね
皆を騙せても、私は見抜く
帰らなくちゃいけないんだろ?」
「はい… 1年間は、ここにいることを
許して貰ってます」
「そうか…なら、いっぱい楽しい思い出を
作ろう!!離れても、いつも思い出せるようにね!皆に遠慮しては、駄目だよ!」
「期限付きだと、知られたくなくて」
「わかりました!私に遠慮なく
我が儘を言いなさい!ここでは
私が、君の兄だよ!!」
「ありがとうございます」
山南さんの優しさに、涙が出た
隠し事をしても、嘘をついても
山南さんには、お見通し
皆が帰って来てから、治療を頼まれた
「これくらいなら、山崎君に看てもらってね!君も!君も!君も!」
山南さんが、軽傷者を山崎さんへ
引き渡してくれた
それでも、重傷者がかなりいて
治療に時間がかかった