よく晴れた空に
力を使いすぎた
完璧に食事がのどを通らない
作っていても、においさえ気持ち悪い
「お福!!怪我、治してくれ!!」
原田さんが、平隊士を連れて来た
その怪我に手をかざす
傷が消えた
「ありがとうございます!!
すげえ!!これで、怪我も怖くない!!」
名前も知らない、隊士の言葉に
妙に、感激した
役に立てていると思えた
「福!!どうした!!しっかり!!」
全身の力が抜け落ちる
原田さんの声が聞こえるけど
視線すら、原田さんに向けられず
ゆっくり 目を閉じた
「福!!気がついたか!!よかった!!」
土方さん
「皆さん!!意識が戻りましたよー!!」
沖田さん
土方さんに体を起こされた
「水飲め」
わずかだけど、首を横に振れた
「お前、また食ってなかったんだろ!!
水飲んで、握り飯食え!!」
力を使いすぎると、こうなるのか…
喋ることも出来なかった
幹部の皆さんが、心配そうに
私を見ている
口に湯呑みがつけられるけど
すする力もない
「お福さん!!ほら、おにぎりだよ!
このしょっぱいおにぎり、好きでしょ!」
完璧に食事がのどを通らない
作っていても、においさえ気持ち悪い
「お福!!怪我、治してくれ!!」
原田さんが、平隊士を連れて来た
その怪我に手をかざす
傷が消えた
「ありがとうございます!!
すげえ!!これで、怪我も怖くない!!」
名前も知らない、隊士の言葉に
妙に、感激した
役に立てていると思えた
「福!!どうした!!しっかり!!」
全身の力が抜け落ちる
原田さんの声が聞こえるけど
視線すら、原田さんに向けられず
ゆっくり 目を閉じた
「福!!気がついたか!!よかった!!」
土方さん
「皆さん!!意識が戻りましたよー!!」
沖田さん
土方さんに体を起こされた
「水飲め」
わずかだけど、首を横に振れた
「お前、また食ってなかったんだろ!!
水飲んで、握り飯食え!!」
力を使いすぎると、こうなるのか…
喋ることも出来なかった
幹部の皆さんが、心配そうに
私を見ている
口に湯呑みがつけられるけど
すする力もない
「お福さん!!ほら、おにぎりだよ!
このしょっぱいおにぎり、好きでしょ!」