よく晴れた空に
屯所が移転してすぐ
体調不良者が増え、健康診断をした
総司が労咳と診断された
「治してさしあげたら?」
伊東さんの言葉に、最近力を使いまくって
フラフラな福が
「病は、完全に治せません
ですが、少し遅らせることなら…」
そう言って、総司を上半身裸にして
永倉に、総司の体を支えるように頼む
「嫌だと思いますけど
我慢して下さいね……」
総司の胸元に手を添え
口づけをした
うっ…そだろ……
俺の前だから、抵抗しようとした
総司の体が、クタッと永倉にもたれても
福は、口づけを辞めず
懸命に治療を続けた
見てられなかった
惚れた女が、他の男と口づけをしてるなんて…
治療とはいえ、どんな気持ちで
俺の前で、口づけしてるんだ
「はぁ…」
バタンッ
「福!!」
力を使いすぎたのだ
福の体に触れようとしたとき
「気安く触るな」
いつの間にか、福の兄がいた
福の体に手を添え
「もういいだろう?」
聞くと、福が目を開いた
「うん…」
「福は、元の生活に戻す」
体調不良者が増え、健康診断をした
総司が労咳と診断された
「治してさしあげたら?」
伊東さんの言葉に、最近力を使いまくって
フラフラな福が
「病は、完全に治せません
ですが、少し遅らせることなら…」
そう言って、総司を上半身裸にして
永倉に、総司の体を支えるように頼む
「嫌だと思いますけど
我慢して下さいね……」
総司の胸元に手を添え
口づけをした
うっ…そだろ……
俺の前だから、抵抗しようとした
総司の体が、クタッと永倉にもたれても
福は、口づけを辞めず
懸命に治療を続けた
見てられなかった
惚れた女が、他の男と口づけをしてるなんて…
治療とはいえ、どんな気持ちで
俺の前で、口づけしてるんだ
「はぁ…」
バタンッ
「福!!」
力を使いすぎたのだ
福の体に触れようとしたとき
「気安く触るな」
いつの間にか、福の兄がいた
福の体に手を添え
「もういいだろう?」
聞くと、福が目を開いた
「うん…」
「福は、元の生活に戻す」