みかんいろ
ただ、別れはすぐにやってきました。
・・・数日前・・・
「ええ!?おやっさん!今、なんて言った!!?」
みかんが奴隷商人のボスに食いついて聞きました。ちなみにおやっさんはみかんに対してかなり甘く、子のように見てたので・・・まぁ奴隷らしいことはみかんにさせていません。
「3日後にこの国を出て新しい国に行くんだよ。」
「おやっさん、それほんと?」
「ああそうだ。オレンジ。」
(ちなみにみかんはおやっさんのところではオレンジと、呼ばれています。)みかんは声に出して
「ガーン。」と、言いました。
・・・翌日・・・
(テルとも、お別れかぁー。ざんねんだなぁ。)そんなことを思いながら王宮に来ました。いつも通りそうじしていたらテルが、やってきました。
「・・・おーいみかん?おいってばっ!」
「・・・へ?あ、テル・・・おはよう。」
テルが顔をのぞき込んで
「何かあったのか?」
「う・・・ん。明後日この国から出るの・・・。」
ぽつりと言った言葉に対してテルがまじめに返してきた。
「え?出ていくのか?この国から」
「うん。」
「まじかよ・・・みかんがいなくなったら・・・暇つぶしがなくなっちゃうじゃないか!!?」
「・・・は?テル、それは知らんがな。とりあえず明日でわたしもう来なくなるの。」
テルが不安そうな顔でみかんを見て言いました。
「みかん行かないで・・・」
と、小さな声で言ってましたがみかんには聞こえてしまいました。そして、テルはばっと立ち上がって王宮の中の方へ走って行ってしまいました。
「え!?テル?・・・テル!!?」
そのとき・・・テルの心の声が目を通して見えてしまいました。悲しい感情・・・
・・・数日前・・・
「ええ!?おやっさん!今、なんて言った!!?」
みかんが奴隷商人のボスに食いついて聞きました。ちなみにおやっさんはみかんに対してかなり甘く、子のように見てたので・・・まぁ奴隷らしいことはみかんにさせていません。
「3日後にこの国を出て新しい国に行くんだよ。」
「おやっさん、それほんと?」
「ああそうだ。オレンジ。」
(ちなみにみかんはおやっさんのところではオレンジと、呼ばれています。)みかんは声に出して
「ガーン。」と、言いました。
・・・翌日・・・
(テルとも、お別れかぁー。ざんねんだなぁ。)そんなことを思いながら王宮に来ました。いつも通りそうじしていたらテルが、やってきました。
「・・・おーいみかん?おいってばっ!」
「・・・へ?あ、テル・・・おはよう。」
テルが顔をのぞき込んで
「何かあったのか?」
「う・・・ん。明後日この国から出るの・・・。」
ぽつりと言った言葉に対してテルがまじめに返してきた。
「え?出ていくのか?この国から」
「うん。」
「まじかよ・・・みかんがいなくなったら・・・暇つぶしがなくなっちゃうじゃないか!!?」
「・・・は?テル、それは知らんがな。とりあえず明日でわたしもう来なくなるの。」
テルが不安そうな顔でみかんを見て言いました。
「みかん行かないで・・・」
と、小さな声で言ってましたがみかんには聞こえてしまいました。そして、テルはばっと立ち上がって王宮の中の方へ走って行ってしまいました。
「え!?テル?・・・テル!!?」
そのとき・・・テルの心の声が目を通して見えてしまいました。悲しい感情・・・