世界で一番、愛してる。
1日目

今日は、動物園に行くらしくて、クラスのみんなは張り切ってるんだけど私の班員はなんというか…クールというか冷静というか…

精神年齢の高め?な人が多いから朝からテンションが低め…














































なんてこともなかった


「ひゃっほーーーーい!!!」

「尚央うるさい。」

「尚央くん。ちょっと…うるさい…かな?」

「尚央黙れ」

こんな感じで尚央くんは私達3人からうるさいの嵐。

「なぁなぁ、いいじゃんか〜!」

「ね、ねぇ、美優?」

「どーした?」

「尚央くんなんとかならないかな?」

「尚央ねー…」

「周りの人に迷惑になっちゃってるし…」

「あ、それ思った」

「どうしよー…」

「そんなん簡単じゃん。」

「え?」

「悠だよ」

「え、」

「千川悠」

「あ、うん!悠〜!」

「ん?あ、里葉。どした?」

「いや、尚央くんのねテンションが高すぎてさ…周りの人がひいてるんだよね…」

「それを俺が留めればいいんだな?」

「お願いしてもいいかな?」

「その代わり、お願いがあるんだ」

「んー?」

「絶対ひとりで海辺の崖に行かないで欲しい」

「…」

「里葉?」

「…んー?」

「約束してくれるか?」

「うん…!いいよー」


< 14 / 81 >

この作品をシェア

pagetop