世界で一番、愛してる。
そして塩の原岬にて

「花火を楽しむように。海に落ちるなよー?以上。解散」

「神崎さん」

「あ、須田くん」

「人の少なくて施設に近いところのベンチに行こうか」

「うん?」

「大丈夫だよ。ベンチに行くだけだから笑」

「…あ、うん…」

「いかにも疑ってますって感じだね笑」

「そんなこと…」

「あるよね笑」

「はい…笑」

「あはははは笑やっぱおもしれーな爆笑」

「そんな笑わなくったって…」

「あはは笑ごめんククク…行こうかククク…」

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