世界で一番、愛してる。
私達、里葉と悠は結婚することになった。


あの日から付き合ってきた私達はずっと一緒だった。


喧嘩もいっぱいしたし、お互いに嫉妬して別れそうになった時もあったけど。


それでも私は悠を信じようと思ったし、

きっと悠はこんな私のことを信じようって思ってくれた結果だと思う。


結婚式には共通の友人しか呼ばなかった。


私のお兄ちゃんと柊希、楓雪。そして華夏。

悠の御両親とお兄ちゃんの倖さん。

そして、つーくんと優梨、舞夢、奏翔、桜蘭に怜央。

そのほかのみんな。



そして私たちが大好きな美優と尚央くん。


その両親たちとご兄弟。


少ない人数だけど、その数だけ私たちの心から信用できる人たちを招待しようねって悠と話し合った結果。



3度目の告白でやっとめぐり逢えた私たちは、





























少ないけど私たちからしたら一番キラキラ輝く笑顔に祝福され私達はこれから先もずっと一緒にいようね。






































私は悠が世界でいちばん大好きで。











それでもって、世界で一番、愛してる。














「里葉?」


「ん?」

「俺には、こんなに信用できる人がいる。
そういう奴らって言うのは」































また何度別れても、離れられない運命なんだって思うんだ。











ほんとだね、悠。





私たちの周りにはこんなに笑顔が溢れてる。



こんなに幸せなんだって思える。






この上ない幸せをふたりで噛み締めながら生きていこうね。














「悠。」

「ん?」

「大好き!」

「知ってる。」








FIN.










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