恋する上司は同級生!?
第2章 training⇄love
最近、全然会社に行っていない。
このままじゃ、ホントにクビになるかもしれない。
「もう、別にいいや・・・。先輩に、顔を合わせられない」
上司と後輩という関係なのに、元同級生。こんな複雑な関係、きっと、神様は認めてくれなかったんだ。
すると、携帯が鳴った。LINEがきた音だろうか。
「あっ、幸歩!」
それは、中学時代の親友、幸歩からだった。
『ちきへ☆
元気してるー?就職先は決まったかな??久しぶりに会わない?
色々話したくて!今週の日曜日なんてどう?空いてたら返事くださいね♪
全然連絡くれないから、心配したよwww
ちきの親友♥さちほより☆』
「幸歩ぉ・・・。」
じんわりとしたものがこみ上げてきて、思わず、上を向く。
私は緊張しながら、OKの連絡をした。
「ん~。こっちかな、こっちがいいかな。わからないよぉ!」
ホントに久しぶりに親友に会うんだ。女子とはいえど、気合い入るよ!
しばらくして、パステルカラーでまとめたファッションに仕上げると、私は外へ出た。
久しぶりに会う親友の様子を想像し、胸をときめかせながら。
「ああっ、幸歩、久しぶりぃー!」
「チキ!久しぶり!可愛くなっちゃってぇ♥」
他愛もない話をかわし、お腹も満たされてきた頃、急に幸歩が真剣そうな顔になって、こんなことを言い出した。
「ねえ、チキ。彼氏いる?」
どきり、とした。なんでどきりとしたのか、分からなかったけれど。
「え、なんで?」
どきどきしながら、そう答える。
「いるの?いないの?」
「え、いないけど・・・。」
思わず、そう答えてしまう。すると、幸歩の顔が、満開の花のように明るくなった。
このままじゃ、ホントにクビになるかもしれない。
「もう、別にいいや・・・。先輩に、顔を合わせられない」
上司と後輩という関係なのに、元同級生。こんな複雑な関係、きっと、神様は認めてくれなかったんだ。
すると、携帯が鳴った。LINEがきた音だろうか。
「あっ、幸歩!」
それは、中学時代の親友、幸歩からだった。
『ちきへ☆
元気してるー?就職先は決まったかな??久しぶりに会わない?
色々話したくて!今週の日曜日なんてどう?空いてたら返事くださいね♪
全然連絡くれないから、心配したよwww
ちきの親友♥さちほより☆』
「幸歩ぉ・・・。」
じんわりとしたものがこみ上げてきて、思わず、上を向く。
私は緊張しながら、OKの連絡をした。
「ん~。こっちかな、こっちがいいかな。わからないよぉ!」
ホントに久しぶりに親友に会うんだ。女子とはいえど、気合い入るよ!
しばらくして、パステルカラーでまとめたファッションに仕上げると、私は外へ出た。
久しぶりに会う親友の様子を想像し、胸をときめかせながら。
「ああっ、幸歩、久しぶりぃー!」
「チキ!久しぶり!可愛くなっちゃってぇ♥」
他愛もない話をかわし、お腹も満たされてきた頃、急に幸歩が真剣そうな顔になって、こんなことを言い出した。
「ねえ、チキ。彼氏いる?」
どきり、とした。なんでどきりとしたのか、分からなかったけれど。
「え、なんで?」
どきどきしながら、そう答える。
「いるの?いないの?」
「え、いないけど・・・。」
思わず、そう答えてしまう。すると、幸歩の顔が、満開の花のように明るくなった。