恋する上司は同級生!?
デレデレしていると、先輩におデコを小突かれた!

もうぅ!キュンとするぅ・・・/////

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

「おはようございます、先輩。」

次の日はしっかり仕事をした。

昨日休んだ分、仕事は2倍になっていた。

でも、やりまくった結果、奇跡的に終わった。

明日にまわさなきゃかな、なんて思ってたけど。

「先輩っ!帰りましょ!」

先輩の仕事場にひょっこりと顔を出し、先輩を誘う。

「おお、今ちょうど終わったところだ」

先輩はにこやかに笑った。

他愛も無い話をしながら先輩と帰り道を歩く。

中学時代は、こんなこと、出来なかったなぁ・・・。

「ねえ、先輩!それでねっ・・・」

話の途中、先輩を見る。

先輩は、前を向いて、ギョッとした顔をしている。

「?」

そちらに顔を移すと、一人の女の人が近寄って来ていた。

「あ・・・きな・・・」

あきな?誰、それ。あきな、と呼ばれるその人は、大きな胸を揺らし、近寄ってくる。

すんごく、美人。

「つーくん!」

つ、つーくん?それって、司先輩のことだよね、そうだよね・・・。

「つーくん、会いたかったァ!」

そして、その人は、先輩に抱きついた。

先輩は、居心地悪そうにこういった。

「・・・あ、こいつ、大学生のときの、元カノ・・・。明奈って言うんだけど」

「んっん〜!うちら、お似合いっしょ?」

ズキン、と、胸が痛んだ。そうだよ。

先輩こんなカッコイイんだもん。

彼女の1人や2人、居るに決まってんじゃん・・・。

「うん、凄くお似合い・・・」

私、笑顔上手く作れてるかな。
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