恋する上司は同級生!?
「う、嘘でしょ?なんで?」

「や、なんでって言われても・・・。覚えてないんだよな、まじで。」

嘘だよね?

そして私は、先職場もどるね、とだけ言い、パタパタと走り去っていった。

「あーっ!どうしよポチ!」

あの後、仕事はほとんど手につかなかった。あることに、気づいてしまったからだ。

「私って、勝手に告白しちゃったってことだよね・・・」

そうなのだ。私はあのとき、勢いで、告白してしまっていたのだった。

「ほんと、明日から会社行けないよぉ・・・。」


パタリとベッドに倒れ込んだ私。

そのまま、すぅっと眠りについてしまった・・・。

つぎの日。

「はい、すいません。はい、はい、わかりました。」

あの後、泣きながら寝てしまったからか、ねつが出てしまったのだ!!!!


「うう・・・。私、ダサすぎる」


ピロリン♪


「ん?」

LINEが1件来たので、ケータイを確認すると、先輩からだった。どきどきする。昨日の返事かな。


『ねつ、大丈夫か?酷いから休んだんだよな?知ってるよ、お前、多少のねつなら学校休まなかったもんな?中学のときもさ。仕事片付いたら、家行っていいか?資料とか、話したいこともあるし・・・』

ふ、ふぇっ?!

い、いきなり家?しかも、言いたいこと!?ゔっ・・・。緊張するよぉ・・・。
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