欲しがる唇
オフィスに戻り彼女は商品の画像を撮り終えると急いで商品をチョコレート倉庫に戻しに行った。
そして彼女はオフィスに戻ると鞄を持って俺の席の隣に来た。
「終わりました…」
その声と同時に俺はパソコンの電源を落として彼女を椅子から見上げた。
だがさっきの彼女の唇が忘れられず、俺は彼女の腕を引っ張り俺の足の上に彼女を乗せた。
そして彼女と見つめ合うと同時にキスをした。
キスに夢中になり誰も居ないオフィスで求め合うようにキスをした。
だが止まらなくなりそうになった所で彼女の唇から自分の唇を離した。
「ごめん…本当は順番が違うけど俺、神谷さんの事が好きなんだ。」
「…私も、好きです…と言うかキスされて好きになりました。」
少しの沈黙の後、俺は気になっていた事を彼女に聞いた。