これも恋と呼んでいいのか


「明日は休む。本店に連絡して運送会社に商品は本店に回す手配をする。明日、案内しろ…」


「あっ、はい…」


その剣幕に圧されるゆき。


「…仲良く腕組んでデートだあ!?どんだけ手こずったと思って……あんのバカ!!!!!」


頭を掻きむしる琉ヶ嵜。別の意味で怒りが込み上げていた。


「店長さん…」


居場所と無事がわかって安心した、と言うよりは、きっと妬いてるんだろうなと、業平とゆきは眺めていた。


わかりやすい。



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