永遠dream
「スピネル・レイ。そして萌々。お前達は残りなさい。」

義明さんが感情の見えない声で話す。

名前を呼ばれることにすら嫌悪感を感じた。

「「・・・・・・はい。」」

私たちに拒否権はない。

ぞろぞろと出口に向かう人間たちはレイを横目で見ながらそのドアをくぐった。
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