永遠dream
“レイ”

その名前を聞いたとき、全身の血が脈打つのを感じた。

どうやら萌々とともに行動している、萌々が大切に思っているヴァンパイアとは彼のことだったらしい。

これは偶然なのか、それとも必然なのか。

どちらにせよ、そうなる運命だったのだろう。

いよいよ萌々にこの話をする時が来た。


そう、悟った瞬間だった。
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