永遠dream
私はごく普通の女の子だった。
友達数人と遊ぶ約束をして公園に来ていた。
ニャー…………
突然どこかから鳴き声が聞こえた。
ねこちゃん……?
そして、笑い声。
私は興味本位で母の目を盗んで公園を抜け出し、声のする方へ走った。
…………その光景を私は今でも忘れられない。
傷だらけで足元がふらつく猫に対して小学生の男の子が数人で石を投げていた。
「今度はこれ投げよーぜ!」
そう言って一人の男の子が持ったのはさっきよりも大きな石だった。
二倍はある。
そして男の子はその石を投げた。
だめっ……ねこちゃん、しんじゃう…………っ!
そう思った瞬間、その石は粉々に砕け散った。
私がそれに驚いていると、咳きこみながら男の子がこちらを見た。
「今のお前か…………!」
どういうわけか、男の子は私に向かって拳を振りかざした。
なんで……わたし、なにもしてない…………
恐怖に足がすくみながらも私は叫んだ。
「やめてー!」
ぎゅっと目をつむる。
「うあ゛ーーーーっ!!」
その後、悲鳴が聞こえて私は目をあけた。
「え…………?」
男の子が振りかざしていたはずの拳をもう片方の手で抱えこんでいる。
そして…………
金色の火花が私を包んでいた。
!!!?
はっとした瞬間それは消える。
いまのきらきら、なに…………?
と、そこへ母が駆けつけ私はそのまま家に帰ったのだった。
その後、この噂が噂を呼び私は小・中学校の間独りの時間を過ごした。
友達数人と遊ぶ約束をして公園に来ていた。
ニャー…………
突然どこかから鳴き声が聞こえた。
ねこちゃん……?
そして、笑い声。
私は興味本位で母の目を盗んで公園を抜け出し、声のする方へ走った。
…………その光景を私は今でも忘れられない。
傷だらけで足元がふらつく猫に対して小学生の男の子が数人で石を投げていた。
「今度はこれ投げよーぜ!」
そう言って一人の男の子が持ったのはさっきよりも大きな石だった。
二倍はある。
そして男の子はその石を投げた。
だめっ……ねこちゃん、しんじゃう…………っ!
そう思った瞬間、その石は粉々に砕け散った。
私がそれに驚いていると、咳きこみながら男の子がこちらを見た。
「今のお前か…………!」
どういうわけか、男の子は私に向かって拳を振りかざした。
なんで……わたし、なにもしてない…………
恐怖に足がすくみながらも私は叫んだ。
「やめてー!」
ぎゅっと目をつむる。
「うあ゛ーーーーっ!!」
その後、悲鳴が聞こえて私は目をあけた。
「え…………?」
男の子が振りかざしていたはずの拳をもう片方の手で抱えこんでいる。
そして…………
金色の火花が私を包んでいた。
!!!?
はっとした瞬間それは消える。
いまのきらきら、なに…………?
と、そこへ母が駆けつけ私はそのまま家に帰ったのだった。
その後、この噂が噂を呼び私は小・中学校の間独りの時間を過ごした。