大好きな浮気彼氏から卒業します。~加筆修正中p79まで~
「ううん、私好きだよ
それより一番は瞬君とお出かけ出来て嬉しい」
私は見上げてつい零れた笑顔とともに精一杯の気持ちを伝えた
それに、ショピングも好きなんだよね
まぁショピングって言ったってほとんど眺めてることが多いけど小物とかアクセサリーとか見るのが楽しくてやっぱりこういうところは乙女の血が騒ぐみたい
「え?あぁーそうか
お…俺も理子と出かけられて楽しい」
瞬君は手で顔を隠しながらそんな嬉しい言葉を私にくれた
でも耳が隠れきれてなくてそこを見ると真っ赤だからきっと照れてくれてるんだ…
あぁ…なんか…
「それじゃあ行くぞ」
「うん!」
瞬君は私の左手を握って笑いながら駆け出した
幸せだな
こんな幸せな日々がずっとあればいいのに…いっそこのまま止まってしまえばいいのに
そんなことを胸に抱きながら私は瞬君の手を握り返し懸命に駆け出した