その手に錠をはめるまで


うわー、リツってこんな奴だったのか。


セフレとか、イヤに決まっているでしょ。


そんなものに、誰がなりたいんだ。



「あのっ、今日お時間ありますか!?」



「っ、あたしもっっ!」



「一緒に遊びたいですぅっ!」



遊ぶって、ちょっと・・・・・・。


絶対そういうことだろ。


あたしはイヤだから、ただにこにこしておく。


身体を安売りするのは嫌いだ。


だからか、こういうことを平気でさせてしまうリツに嫌気がさす。



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