強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
終電に
「馬鹿やろうっ!!!」
オフィスに怒号が響き渡った。
「すみませんっ!!!」
大きく身体をくの字に曲げ、謝罪する。
「大変申し訳ありませんっ!」
「先方に渡す前に、俺が気付いたから良かったものの、俺が気付かなかったら、どうなってたと思ってんだっ!!!」
「本当に申し訳ありません。」
私に赦された言葉は、その言葉しか見つからない。
取引先に提出する見積書、決算額が一桁違った。
一桁違えば、こちらの損失額は膨大なものになる。
最終チェックしたはずだと思ったのに。
初歩的なミス。
入社5年目の私が犯していいようなミスではない。
「深月、次はないからな。わかったな。」
「はい・・・・・」
桐島部長が気付いてくれたから助かった。
あれが、あのまま先方に渡ったたら、考えただけでゾッとする。
私は頭を垂れて。自席へと戻った。
「大丈夫ですか?」
隣の席の1つ後輩の碧ちゃんが声を掛けてくれた。
「大丈夫・・・私のミスだから・・・・・」
口ではそう言ってても、心底落ち込んでいた。
今日中にこれを作り直さなければならない。
今日中には帰れないだろうな。
今日しなきゃいけない仕事もあるし。
あー、最悪だ。
オフィスに怒号が響き渡った。
「すみませんっ!!!」
大きく身体をくの字に曲げ、謝罪する。
「大変申し訳ありませんっ!」
「先方に渡す前に、俺が気付いたから良かったものの、俺が気付かなかったら、どうなってたと思ってんだっ!!!」
「本当に申し訳ありません。」
私に赦された言葉は、その言葉しか見つからない。
取引先に提出する見積書、決算額が一桁違った。
一桁違えば、こちらの損失額は膨大なものになる。
最終チェックしたはずだと思ったのに。
初歩的なミス。
入社5年目の私が犯していいようなミスではない。
「深月、次はないからな。わかったな。」
「はい・・・・・」
桐島部長が気付いてくれたから助かった。
あれが、あのまま先方に渡ったたら、考えただけでゾッとする。
私は頭を垂れて。自席へと戻った。
「大丈夫ですか?」
隣の席の1つ後輩の碧ちゃんが声を掛けてくれた。
「大丈夫・・・私のミスだから・・・・・」
口ではそう言ってても、心底落ち込んでいた。
今日中にこれを作り直さなければならない。
今日中には帰れないだろうな。
今日しなきゃいけない仕事もあるし。
あー、最悪だ。
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