強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
「当面、ここから通えば良い。けど、ずっとこのままと言うわけにもいかない。」
「はい、わかってます。」
「アイツと、何かあったのか?お前、アイツのことが好きなんだろう?違うのか?」
好きだった。
キラキラと輝いていた奏汰が好きだった。
いつも私の先を行ってて、私に何かあれば駆け付けてくれる、そんな奏汰が好きだった。
「奏汰は私の憧れだったんです。」
そう、奏汰は私の憧れだ。
小さい頃から一緒に育って、いつも私を守ってくれた。
何でも出来る奏汰に私は男としてではなく、人間としてどんどん惹かれて行った。
だから、奏汰が私の知らないところで、女遊びをしても、嫌悪感を抱いても、嫌いにはならなかった。
だからなのか?
奏汰に触れられた時、何か違うと感じた。
私の中の、女の部分は疼かなかった。
「憧れは好きとは違う。」
「はい・・・そうだと思います。」
「アイツは、お前のことが好きだぞ。」
「え?それはないと思います。ただ、幼馴染が心配なだけで、過保護過ぎるんですよ。」
「いや、あの瞳(め)はお前のことを愛してるって瞳(目)だった。」
「え・・・・・」
奏汰が私を?
ないないない。
今まで、一度もそんな素振り見せたことがない。
私自身、自分の気持ちが、奏汰を好きだと錯覚していたけど、奏汰が私のことを好きだと感じたことは一度だってない。
それなのに、奏汰が私のことを愛してる・・・?
「まぁ、良い。今日はゆっくりしろ。俺はもう一度社に戻る。」
「え?まだ、終わってなかったんですか?なら、私も行って手伝います。」
「いや、良い。俺一人で出来る。夕方には戻って来る。ここで居ろ。」
一人にされたら、奏汰のことを考えてしまう。
どうしたらいいかさえ、わからない今、一人にされるのはツラい。
「部長・・・私も一緒に連れて行ってください・・・」
背を向けた部長の背中にそっと寄り添う。
一人になりたくに以上に、桐島部長と離れたくなかった。
「はい、わかってます。」
「アイツと、何かあったのか?お前、アイツのことが好きなんだろう?違うのか?」
好きだった。
キラキラと輝いていた奏汰が好きだった。
いつも私の先を行ってて、私に何かあれば駆け付けてくれる、そんな奏汰が好きだった。
「奏汰は私の憧れだったんです。」
そう、奏汰は私の憧れだ。
小さい頃から一緒に育って、いつも私を守ってくれた。
何でも出来る奏汰に私は男としてではなく、人間としてどんどん惹かれて行った。
だから、奏汰が私の知らないところで、女遊びをしても、嫌悪感を抱いても、嫌いにはならなかった。
だからなのか?
奏汰に触れられた時、何か違うと感じた。
私の中の、女の部分は疼かなかった。
「憧れは好きとは違う。」
「はい・・・そうだと思います。」
「アイツは、お前のことが好きだぞ。」
「え?それはないと思います。ただ、幼馴染が心配なだけで、過保護過ぎるんですよ。」
「いや、あの瞳(め)はお前のことを愛してるって瞳(目)だった。」
「え・・・・・」
奏汰が私を?
ないないない。
今まで、一度もそんな素振り見せたことがない。
私自身、自分の気持ちが、奏汰を好きだと錯覚していたけど、奏汰が私のことを好きだと感じたことは一度だってない。
それなのに、奏汰が私のことを愛してる・・・?
「まぁ、良い。今日はゆっくりしろ。俺はもう一度社に戻る。」
「え?まだ、終わってなかったんですか?なら、私も行って手伝います。」
「いや、良い。俺一人で出来る。夕方には戻って来る。ここで居ろ。」
一人にされたら、奏汰のことを考えてしまう。
どうしたらいいかさえ、わからない今、一人にされるのはツラい。
「部長・・・私も一緒に連れて行ってください・・・」
背を向けた部長の背中にそっと寄り添う。
一人になりたくに以上に、桐島部長と離れたくなかった。