強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
桐島部長の胸の中で、彼の鼓動を耳に聞いていたら、ギュッと彼の腕に力が籠り、ゆっくりと彼に胸から離された。
「行くか?」
「え?どこに?」
「俺のウチ。お前の荷物、俺んちだろ。」
「あ・・・・・」
そう言われ、桐島部長と晴れて恋人同士になって、部長の家を訪れて、お母様に会うのは、何だか気恥ずかしい。
「どうした?」
「お母様に会うのが何だか恥ずかしくて。」
「大丈夫だ。お袋はきっと喜ぶ。」
「けど・・・・・」
「楓・・・もう1秒たりとも離れてたくない。」
その言葉に私は部長に堕ちるだけだった。
手を繋いで、部長の家にお邪魔して、部長が私のことを「彼女の楓だ。」とお母様に紹介してくれた時、お母様の顔が一瞬驚いた様に目が見開かれたけど、すぐ、いつもの優しい笑顔に戻って、
「こうなると思ってたわよ。いらっしゃい、楓さん。これからも仲良くしてね。」
桐島部長に似たその顔で、ふんわりと笑い掛けてくださり、お母様は部屋に戻られた。
「何緊張してんだよ。」
クスリと笑われ、コツンと、頭を突かれた。
ギュッと手を握られ、そのまま引かれるように部長の部屋まで行った。
ドアを開けて、そのドアに凭れ掛かるようにして、私を中に通す。
ゆっくりと中に入れば、桐島部長は後ろ手に片手でドアを閉め、もう片方の手で、私を抱き寄せた。
「行くか?」
「え?どこに?」
「俺のウチ。お前の荷物、俺んちだろ。」
「あ・・・・・」
そう言われ、桐島部長と晴れて恋人同士になって、部長の家を訪れて、お母様に会うのは、何だか気恥ずかしい。
「どうした?」
「お母様に会うのが何だか恥ずかしくて。」
「大丈夫だ。お袋はきっと喜ぶ。」
「けど・・・・・」
「楓・・・もう1秒たりとも離れてたくない。」
その言葉に私は部長に堕ちるだけだった。
手を繋いで、部長の家にお邪魔して、部長が私のことを「彼女の楓だ。」とお母様に紹介してくれた時、お母様の顔が一瞬驚いた様に目が見開かれたけど、すぐ、いつもの優しい笑顔に戻って、
「こうなると思ってたわよ。いらっしゃい、楓さん。これからも仲良くしてね。」
桐島部長に似たその顔で、ふんわりと笑い掛けてくださり、お母様は部屋に戻られた。
「何緊張してんだよ。」
クスリと笑われ、コツンと、頭を突かれた。
ギュッと手を握られ、そのまま引かれるように部長の部屋まで行った。
ドアを開けて、そのドアに凭れ掛かるようにして、私を中に通す。
ゆっくりと中に入れば、桐島部長は後ろ手に片手でドアを閉め、もう片方の手で、私を抱き寄せた。