強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
麗奈さんは『あなたには絶対、凌は渡さないっ!』と捨て台詞を残して、その場に私と奏汰を置いて行った。
「大丈夫?楓。」
奏汰に声を掛けられ、我に返る。
「うん・・・奏汰、どうしてここに?」
私はきっと嫌悪感を露わにした顔をしていたんだろう。
「そんな顔しないでよ。通りの向こうのカフェで取材受けてて。で、偶々、楓達が見えただけ。何?楓。俺をストーカー扱い?」
「違うよ、そうじゃないけど・・・タイミング良かったから。」
奏汰は私を見ながらクスクス笑い、まだまだ髪から滴る滴を拭ってくれた。
「ねぇ、楓。桐島さんと上手く行ってないの?」
「ううん、そんなことない。」
「じゃ、今の何?」
「私もわからならいの。ただ、わかるのは、麗奈さんは凌さんの前の恋人だったってことかな。」
そう、私にもわかることはここまで。
奏汰は、まだこれから取材だからと、その場を後にした。
全く持って、わからない。
私達の恋路のどこに障害があったのか?
私自身、奏汰のことが一番衝撃な事実だった。
それを乗り越えて、今があるのに、どうしてまた、私はこんなことになっているんだろう。
回らない頭を抱えながら、帰路に着いた。
「大丈夫?楓。」
奏汰に声を掛けられ、我に返る。
「うん・・・奏汰、どうしてここに?」
私はきっと嫌悪感を露わにした顔をしていたんだろう。
「そんな顔しないでよ。通りの向こうのカフェで取材受けてて。で、偶々、楓達が見えただけ。何?楓。俺をストーカー扱い?」
「違うよ、そうじゃないけど・・・タイミング良かったから。」
奏汰は私を見ながらクスクス笑い、まだまだ髪から滴る滴を拭ってくれた。
「ねぇ、楓。桐島さんと上手く行ってないの?」
「ううん、そんなことない。」
「じゃ、今の何?」
「私もわからならいの。ただ、わかるのは、麗奈さんは凌さんの前の恋人だったってことかな。」
そう、私にもわかることはここまで。
奏汰は、まだこれから取材だからと、その場を後にした。
全く持って、わからない。
私達の恋路のどこに障害があったのか?
私自身、奏汰のことが一番衝撃な事実だった。
それを乗り越えて、今があるのに、どうしてまた、私はこんなことになっているんだろう。
回らない頭を抱えながら、帰路に着いた。