強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
家に着き、お母様が迎えてくれた。
凌さんの後ろで、小さくなる私に、お母様が目で合図をして来た。
(凌に麗奈さんのこと話したの?)
私は凌さんに気付かれないように、首を横に振り、目を伏せた。
凌さんが帰って来る前、お母様に今回のことは黙っておいて欲しいと改めて申し出た。
帰って来たら話すと約束していたものだから、お母様は驚いて、どうして隠すのか?と言われたが、あれから麗奈さんが何をしてくるわけでもないので、今回のことは黙っていて欲しいと言った。
もし、次にあんなことがあれば必ず凌さんに報告すると、約束して。
自室に入ろうと、踵を翻した刹那、グッと腕を掴まれ、そのまま凌さんの部屋へと引き込まれた。
そのまま背中から覆い被さるように抱き締められ、凌さんの熱い吐息が耳に掛かる。
「ど、どうしたんですか?」
あまりのことに驚き声を上げれば、
「お前はこうして欲しくなかったのか?」
と、切なそうな声で囁かれた。
「淋しかったですよ、もちろん。」
そう言って私の胸の前で組まれた凌さんの腕に手を乗せる。
凌さんの後ろで、小さくなる私に、お母様が目で合図をして来た。
(凌に麗奈さんのこと話したの?)
私は凌さんに気付かれないように、首を横に振り、目を伏せた。
凌さんが帰って来る前、お母様に今回のことは黙っておいて欲しいと改めて申し出た。
帰って来たら話すと約束していたものだから、お母様は驚いて、どうして隠すのか?と言われたが、あれから麗奈さんが何をしてくるわけでもないので、今回のことは黙っていて欲しいと言った。
もし、次にあんなことがあれば必ず凌さんに報告すると、約束して。
自室に入ろうと、踵を翻した刹那、グッと腕を掴まれ、そのまま凌さんの部屋へと引き込まれた。
そのまま背中から覆い被さるように抱き締められ、凌さんの熱い吐息が耳に掛かる。
「ど、どうしたんですか?」
あまりのことに驚き声を上げれば、
「お前はこうして欲しくなかったのか?」
と、切なそうな声で囁かれた。
「淋しかったですよ、もちろん。」
そう言って私の胸の前で組まれた凌さんの腕に手を乗せる。