年下の彼♪
「何よ。化け物みたいな言い方」
あら?バレタ??
「いや。楽しそうで良かったな、と」
「緋那・・・」
「だって、昨日なんか真っ青な顔して言ったのよ」
そのときのことを思い出しているのだろうか。
「聞くほうもびっくりしたわ」
「何事、なの!?見たいな感じでね」
「ごめんね」
沙羅がそう言うと、微笑んだ。
「そりゃぁ、年下という言葉だけで異常な反応を示すから」
肩までついた髪は、後ろのほうにやる緋那。
お嬢様みたい。