年下の彼♪





いちゃつく恋人は、大嫌いなのに。


傍から見れば、完全にそう見えるだろう。


そう思うと、恥ずかしくなって髪から外した。


お互い、きまずい沈黙のままで。


「ごめん」


そう謝った。


「いえ」


完全に、わかっているだろう。


傍から見た、私たちを。


その気まずい雰囲気のまま、電車から降りた。


学校に行くまで、そのことを考えていた。


やばいな~


< 26 / 81 >

この作品をシェア

pagetop