年下の彼♪
「ムリムリ」
首を一生懸命横に振る。
「どうして?」
不満そうに、口を尖らせた。
「もしかしたら、律儀クン。軽い気持ちで告ったと思う」
ずっと、考えていたことだ。
「もし、本気なら緋那が言ったように、がんがん攻めてくると思う」
「それが、ないってことは・・・」
最悪、そーゆーことも考えていたほうが良い。
また、あの時のように・・・
緋那は、何やら考え事をしているようだ。
「違うと思う」
「ん?何が」