年下の彼♪
「どうぞ?後で言うから」
そう言うと、律儀に頭を下げた。
さすが、律儀クン。
内心感心していた。
「あ、あの。僕たち、会ってもう1ヶ月ですよね」
「ええ。そうだね」
もうそんなに日が経ったんだ。
未だに、友人同士。
「失礼かもしれませんが、メルアド交換してくれませんか?」
「え」
まさに、あなたにそれを言おうとしていました。
その声に反応したのか。
「すみません。出過ぎたマネでしたね」