年下の彼♪
「では、お互いについて話しましょう」
今は、誘うとか考えなくていっか。
そう思いながら、言った言葉。
聞く人がいれば、それぞれいろんなことを巡らせるような言葉。
たとえば、二人の将来についてなのか?
とか。
深く言った意味ではない。
しかし、速水潤は真っ赤になり頷いた。
「そーいえば、高校どこなの?」
結局行く所ないので、ぶらぶらとしている。
「僕は、鴛桑(えんくわ)高等学校です。」
鴛桑高校・・・。