年下の彼♪
揺れる想い
「ふ~ん。さっくとデートでもしたんだ~」
放課後、緋那に報告した。
ぽりぽりと、お菓子を食べている。
「さっくとではないかな~?」
「もう付き合っちゃえば??」
「え」
いきなりの話題転換。
「だって、沙羅は年下が嫌いなんでしょう?」
「・・・うん」
「では、今は年下クンについて話しているとき。いきいきしているよ」
チョコレートのお菓子をつまみ食いをした。
「・・・。ねぇ」
「ん?何??」