年下の彼♪



「何しているのですか」


幼い声。


「は、速水クン」


「速水クン、だと?」


「確か、高校は飲食店に入ることは禁止だと言われていますが」


確かにそうだ。


「本当なのか?沙羅」


「ええ」


腕の力が弱くなったのを見て、安心した。


「そーいえば、速水クンは沙羅とどんな関係なのだ?」


訝しげに見る。


「友人です」


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