年下の彼♪



懸命に口をはずそうと思っても、中々外れない。


涙でぐしゃぐしゃになった。


そんな様子を見て、兄はますます力強くキスをした。


嫌だ。嫌だ。嫌だ。


お互いの息しか感じない。


やっと、離れる。


そう思ったとき。


「兄貴・・・と沙羅」


弟の声が聞こえた。


「冬斗クン!」


ばっと、見た。


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