年下の彼♪



朝。


またいつもの電車に乗る。


しかし、少し早い時間に来たのだろうか。


まだ、余裕。


そーいえば、読みたい本があったな。


かばんから取り出す。


そして、しばらく読んでいた。


「あの・・・」


後ろから、声をかけられた。


何だろうと思って、後ろを向いた。


わお~


さらさらな黒髪。


目が合うと、笑いかけられた。


男の子と話すの、いつ以来だろう。


思わず、そんなことを考えていた。


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