年下の彼♪
心の内は?
「で、夕方まで年下クンの胸を借りたというわけか」
いつものように、緋那はぼりぼりとせんべいを食べている。
放課後。
「は、は~い」
結局、緋那にも言った。
引かれるかな?
そう不安だったけれども、緋那はあっさりしていた。
『なるほどね~。やっぱそんな理由がないとね~』
そのとき、うれしかった。
「ふ~ん。今はどう?年下」
「前よりは、大丈夫」
そう思えるようになった。
「ふ~ん」
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心の内は?