年下の彼♪




「だって、男嫌いなんでしょう?緋那は美人だし」


一目ぼれされちゃうよ。


ぼそっとつぶやいた。


「私が嫌ではなく、沙羅が嫌なんでしょう」


ぼりっというせんべいが砕ける音。


「年下クンが私の事好きになるのが嫌なのは、沙羅なんでしょう」


何も考えなくなる。


は~とため息をつかれた。


「では、質問を変えるよ」


今度は何を質問されるのだろう。


内心どきどきした。


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