年下の彼♪



照れる。


もっと、色々な表情を見ていきたい。


そう思う。


「今、誰を思い出している?」


そっと語りかけるような声。


そう。


お兄さんでも。


・・・冬斗でもない。


今思い浮かぶのは・・・


「ありがとう!緋那」


心から礼を述べた。


「いいえ。どういたしまして」


にこりと笑う緋那。


「では、帰りますか」


「うん!」




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