年下の彼♪



「あ。おはよう」


いつもの笑顔で声をかけてくれる速水クン。


そんなアナタが。


もしかしたら、出会った瞬間から。


恋に堕ちていたかもしれない。


そう思うのは、自己中かもしれない。


それでも。


季節は巡り、気持ちも変わる。


「ねぇ。速水クン」


「何?」


そっと振り向いてくれる。


そんなアナタに私は―


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