大好きなキミへ
第一章
「麻衣ー早くしないと遅刻するわよ。」


「わかってるよ!あれ?お兄ちゃんは?」


「もう行ったわよ。」


私、小林麻衣!高校1年生♪


私には2つ上のお兄ちゃんがいるの!


小林拓真!成績優秀でカッコイイ自慢のお兄ちゃん♪


「麻衣。早く行きなさい。」


「ハーイ。いってきまーす。」


ヤバイ。急がなきゃ遅刻する。


学校に着いたのは、5分前。ギリギリ遅刻しなかった。
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