大好きと言わせて!!2



うおーーー!!!!!めちゃめちゃ噛んでしまったー!

くっ!!!恥ずかしくて死ねるっ!!!

そう思いながら、とっさに顔を両手で隠す。


チラッと両手の間から、春樹君がどんな顔をしているのか

確認しようと、人差し指と中指に隙間を作る




……なんと言うことでしょうか。




「……なつき?俺も流石に怒るけど?」


「す、ぃません……。」





指の隙間の向こうには、春樹君の顔が真っ正面にありました。




私が春樹君に気づいた瞬間、一気に世界が反転し

気づいたら春樹君に上からまたがれて



「舌……。噛むんじゃねえぞ。」



「え……?ふぁ!っっん……。はぁっん!」



それはそれは



ライオンのように



たくさんのキスを注がれたのでした。








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