大好きと言わせて!!2


「……。必要のないものだから……買う手間もあるしなぁ。お前だって必要のないものは買わないだろ?……例えばパンツとか。」


「買うよ!怒るよ?!」

「え、なつきってパンツとかはくの?」

「はぁ?!誰がノーパンか!当たり前じゃん!人をなんだと思ってんの!!原始人じゃないんだから!!」


意味わかんないことを言い出す春樹君に思わず怒鳴ってしまうワタシ。

はぁ、、この人の成人年齢……見た目よりわりと低いから困る……。

そう思いながらチラッと春樹君を見ると、とても嬉しそうな顔でワタシをみていた。


「え、、なに?」



一応、聞いてみる。

うん、本日二回目の嫌な予感です。


まさか、これあと一回あるとか言わないよね……本当に勘弁……


「じゃあさ、論より証拠。なつきのパンツ見せてよ?」

「な!!!!は?!」


「パンツ履いてるか不安だから……確認させてよ?ね?」

そう言いながら、ワタシの短パンに手をつけ始める春樹君。

それを全力で阻止しながら、早口で抵抗する。

「いや、まってまって!!ね?ここスーパーだから!公共の場!ね?こーゆーことは場所考えてね?春樹君は大人だからわかるよね?」

そう言うと、春樹君は掴んでいた短パンから手をはなし、わかった。という。


はぁ……なんとか逃れた……。てかこやつ、これしたいがために言ったな……のせられた……。




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