Bitter Love
自己紹介
今日は時間に余裕がある。
だって綾より先に登校できたんだもん!
教室に入ってきた綾が
「え!?嘘。桜!?はやっ!」
信じられないものを見たかのような目で私のことを見た。
私はちょっと偉くなったように
綾を見下ろしてやった。
「じゃあ1番から自己紹介してけー。」
担任の指示で自己紹介することになった。
やだなー。そう思いながら何を言おうか考えてたら、
「おい竹内!お前だぞ。」
あ〜あ、
また怒られちゃった。
「竹内 桜です。
趣味は音楽で、好きなものは野球。
1年間よろしくお願いします。」
ーパチパチパチパチー
みんなが拍手してる中1人肩を震わせて笑ってるやつがいる。
それは大澤 隆司。
中学の時学総で優勝したチームにいたやつだ。
実は私、中学の時野球部に入ってたの。
隆司は実力もあって同じ学年だったから嫌でも覚えてしまった。
隆司とはラインで繋がっていたから家に帰って聞いてみた。
『なんで自己紹介の時笑ってたのよ。』
5分後ぐらいに既読がついて、
『だって高校生の女子が好きなものは野球です。って 笑』
何かおかしいのよ。私はひたすらそう思った。
『好きなものは好きなのよ。
野球が好きなんだからいいでしょ。』
と送ってベッドへダイブした。
隆司から、
『ま、いいけど。笑』
とラインが来ていた。
けど、既読しないでそのままにしておいた。
だって綾より先に登校できたんだもん!
教室に入ってきた綾が
「え!?嘘。桜!?はやっ!」
信じられないものを見たかのような目で私のことを見た。
私はちょっと偉くなったように
綾を見下ろしてやった。
「じゃあ1番から自己紹介してけー。」
担任の指示で自己紹介することになった。
やだなー。そう思いながら何を言おうか考えてたら、
「おい竹内!お前だぞ。」
あ〜あ、
また怒られちゃった。
「竹内 桜です。
趣味は音楽で、好きなものは野球。
1年間よろしくお願いします。」
ーパチパチパチパチー
みんなが拍手してる中1人肩を震わせて笑ってるやつがいる。
それは大澤 隆司。
中学の時学総で優勝したチームにいたやつだ。
実は私、中学の時野球部に入ってたの。
隆司は実力もあって同じ学年だったから嫌でも覚えてしまった。
隆司とはラインで繋がっていたから家に帰って聞いてみた。
『なんで自己紹介の時笑ってたのよ。』
5分後ぐらいに既読がついて、
『だって高校生の女子が好きなものは野球です。って 笑』
何かおかしいのよ。私はひたすらそう思った。
『好きなものは好きなのよ。
野球が好きなんだからいいでしょ。』
と送ってベッドへダイブした。
隆司から、
『ま、いいけど。笑』
とラインが来ていた。
けど、既読しないでそのままにしておいた。