★ONE☆HEART★・。*゚.


「あ~かね~ぃ!」



教室の自分の机に座ってた



「内緒にしとこ」



沙希が小声で弥生に言うと、弥生はニヤリと笑って頷いた。



「茜!
大丈夫大丈夫!
進展があった時のために、いろいろ教えてあげようではないか」




弥生や沙希を目の前にしても茜はムスーとしていた。



「先輩、何か言ってた?」



「言ってないよ?」




言ってないんだったら、進展なんて絶対ないだろうな…



あたしは深いため息をはいた。



「進展した時はねぇ」




弥生、ごめん。
進展なんてしないから、そんな話し、頭に入ってこないや。



ごめん。ふたりとも…





< 6 / 16 >

この作品をシェア

pagetop