歌で想いを…
練習の日々…本番の朝
…翌日。新風学園、体育館
「なぁ、恋。1回全体で通してみないか?」
「あぁ。
全体の流れも掴みたいし、通してみるのも悪くないかもな」
それからは、全体の練習、ダンス単体の練習などに明け暮れた。
…ガラガラッ
「終わったかー?」
扉が開く音がした後、中尾の陽気な声が聞こえた。
「終わりましたよー」
それに答えたのは、竜也だった。
「じゃあ、お前らも覚えてるだろうが
基本、この時期は毎日…集まってるから
明日からも宜しくな!」
「「はい!」」
「じゃあ、解散!」