歌で想いを…
ガラガラガラッ!
重い扉を開けると、中では恋の想像通り部活が行われていたが、恋を呼び出した顧問の姿が見当たらない
恋に気付いた1人の生徒が恋に駆け寄り、声をかけてきた。
「なにかご用ですか?」
「ダンス合唱部の顧問に用があるんだけど…」
そういいながら、辺りを見回した。
「中尾先生なら、生物準備室にいると思いますが」
「中尾部屋…か。
ありがとう。部活を続けて?」
そうして、恋は生物準備室に足を運んだ。