歌で想いを…


車を駐車場に止めて喫茶店に入った。

…カランコロンッ

「いらっしいませー

お、仁じゃねぇか。」

「どうも」

「………」

「ん?
そっちにいる奴…」

「恋だよ。」

「恋?ってあの時のガキか!?」

「そ。
あんたの顔みただけで泣き出してた」

「いやー、でかくなったもんだな。」

「とりあえず、奥の席…空いてます?」

「あ?
あぁ、悪りぃ悪りぃ

お席にご案内します」

そうして、席に着くとすぐに仁はコーヒーを注文した

「恋は何にする?」

「コーヒー」

「じゃあ、コーヒー2つ」

「かしこまりました

ブラックで宜しいですか?」

「「はい」」

「流石、兄弟だな

息ピッタリ」

そう言いながら、すぐにお持ちしますといい席を離れた。


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